
私は自分で言うのもなんですが、無類の水族館好きです。
水槽の中を泳ぎまわる魚を見ていると時間の経つのも忘れてしまうのです。
今まで、いろいろな水族館を見に出かけました。
その私が念願であった沖縄美ら海水族館に行くことが出来たので、
その時の事を書いてみたいと思います。
美ら海水族館は沖縄本島の北部にあり、
那覇市内からは車で約二時間の所にあります。
五月の平日でしたが大勢の人で混雑していました。
この水族館の一番の目玉はなんと言っても 「黒潮の海」 です。
幅35メートル、奥行き27メートル、深さは10メートルもある巨大水槽。
その中をジンベエザメが三匹、マンタと呼ばれるオニイトマキエイ四匹が
悠然と泳いでいます。
もちろん水槽の大きさは世界一で、ギネスブックにも認定されています。
世界最長飼育記録を持つジンベエザメのジンタは体長7.9メートル。
水槽の中をゆっくりと泳ぎまわる姿は、とても優雅で美しいものです。
水槽前のシアター席に座って眺めていると、
こちらもゆったりとした気分になってきます。
この水槽を見るだけでも、はるばる沖縄に来る価値があると思いますよ。
この 「黒潮の海」 以外にもマナティー館、海亀館、イルカショーなど、
素晴らしい展示がたくさんあります。
しかし、感動をより味わいたいのなら、ぜひイルカの 「フジ」 に会って下さい。
フジは映画にもなった、病気によってヒレが壊死してしまったイルカです。
うまく泳ぐことが出来なかったフジですが、飼育員さんのアイデアと努力によって
ゴム製の人工ヒレをつける事で再び自由に泳ぎまわれるようになったのです。
実際にフジが人工ヒレをつけてもらい、嬉しそうにプールの中を泳ぎまわる姿には
涙が出そうになります。
そこにはイルカと人間の間にある絆を感じる事ができます。
こんな贅沢な時間を与えてくれる美ら海、みなさんも出かけてみて下さい。
指導課 五十嵐 秀樹
(あきつ新聞7月号より抜粋)